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ジスルフィド結合が意味する育毛
ケラチンがシスチンを多く含有する事、ペプチド鎖の構造を持ち、ジスルフィド結合(S−S結合)によって蛋白質分解酵素の影響を受けにくいという説明を前項では話しました。
このジスルフィド結合(S−S結合)については、薄毛・男性型脱毛症の予防の為にも、知っておいてもらいたい特性があります。
パーマを極力さける理由
パーマによって毛髪に変化をつける事が育毛を考える上で非常にマズい事はよく知られてします。パーマを切っかけに抜け毛が増え、男性型脱毛症を発症した、といった話もよく耳にします。
パーマが毛髪にクセをつけられるのは、まず、、還元剤によって、ケラチンのジスルフィド結合(S−S結合)を切断、その状態で、毛髪に希望のクセを付けた上で、酸化剤を用いて再結合させる、この行程によって可能になります。
毛髪を分子レベルで傷つけてしまう、このパーマの影響で、毛髪1本、1本の水分量は低下し、結果的に毛乳頭の毛髪への栄養供給能力を奪ってしまう事に繋がるのです。これは、育毛や発毛の観点から考えても決していい訳はなく、薄毛・抜け毛を気にするなら、まず、パーマは行わない方が良い事は間違いのない事実です。
男性型脱毛症を予防するには、このような基本的な知識の積み重ねが、とても大切になってきます。
ケラチン合成を促す食材 ≫
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