アルギニン概要

アルギニンは、さまざまな「ホルモン分泌を司る司令塔」と言われる下垂体を正常に機能させる為に必要なアミノ酸で、主に成長ホルモンの生成と放出について重要な働きをしています。
 

特に男性については、その必要量は多く、精液の80％はアルギニンが成分になっています。その為、欠乏症に陥った場合、性障害や不妊症など深刻な症状に見舞われてしまいます。男性ホルモンとの関わりは、薄毛対策、育毛の面からも注目できます。
また、アルギニンはヘモグロビン・コラーゲン・インスリンといった各種たんぱく質の生成にも深く関わっています。

アルギニンの作用

育毛や発毛の問題以外に、アルギニンにはアンモニア分解作用、マクロファージ（免疫細胞）の強化による免疫力向上、降圧作用、脂肪燃焼効果などが期待できます。
中でもアルギニンのアンモニア分解作用は身体的に重要です。アンモニアは有害物質ですから、アルギニンの慢性的な不足などで、これが滞ってしまうと脂肪肝の原因になる事もあるのです。
 

アルギニンを多く含む食材　≫