グルタミン酸概要

毛髪は１８種のアミノ酸から成り、育毛にとっても、とても大切なのですが、グルタミン酸もそのアミノ酸の一種です。
1866年にドイツで発見されました。小麦グルテンの加水分解物から取り出されたので、この名前が付いたと言われています。現在は当時とは生産過程が異なり、糖蜜と塩化アンモニウムを原料とした微生物のアミノ酸発酵が主流となっています。

グルタミン酸の働き

グルタミン酸は筋肉、神経、脳などの細胞内に存在する有害なアンモニアを自身に取り込み、融合、その過程において、人体に害の無いグルタミンへと変化します。アンモニアが及ぼす悪影響を最小限に抑え、細胞の保護に役立っているのがグルタミン酸なのです。
 

また私達の心の平静、リラックスに関わるといわれる神経伝達物質のギャバを生成するための材料になっている物質としてもグルタミン酸はよく知られています。

グルタミン酸を多く含む食材

1. 昆布
2. 小麦粉
3. 砂糖大根（てんさい、ビーツ）
4. 砂糖きび
5. 大豆
6. 落花生
7. アーモンド
8. ごま

薄毛や抜け毛が気になり始めたら、このような食材を多く取るように心がけるのも大切だと思います。毛髪の健康に有効な食材を知り、それを意識するだけでも立派な育毛法・発毛法といえるのではないでしょうか。