BE USEFUL*** 発毛に欠かせない毛包の働き1本の毛髪は大きく、頭皮の上部分の「毛幹」と頭皮に埋まった部分の「毛根」に分けらけると前項で話しました。毛包とはこの毛根全体を包んでいる筒状の組織の事を言い、毛根と皮膚組織とが直接ふれ合い、お互いがダメージを負わないようにクッションのような役割をしています。毛根が傷ついていては育毛も覚束きません。
同時に毛包は毛根と皮膚組織を守るだけでなく、毛髪が健康に発毛し、成長していく過程において大変に重要な役割を持ってもいます。
十分な栄養供給が育毛の基礎になる
10万あると言われる毛包は胎児の頃にその全てが作り上げられ、生まれて以降は新たに作られることはありません。毛包の最上部は頭皮表面に通じ、「毛穴」として機能し、毛髪はここ以降「毛幹」となり外の世界に晒される事になります。
逆に毛包の最下部は「発毛の源」毛乳頭を包んでいます。毛乳頭では毛母細胞が発毛の為に活発に細胞分裂を行っています。毛髪はこの細胞分裂により生まれ、成長していくのですが、この毛母細胞の細胞分裂に必要な栄養素や酸素の供給は毛包の周囲に張り巡らされた毛細血管から行われ、毛包はこの栄養素や酸素の受け渡しという役割を担っている訳です。
毛包がこの役割を果たさなければ毛母細胞の栄養は枯渇してしまい、発毛する事も難しくなるでしょうし、どんな、育毛剤や育毛法も効果が上がらなくなってしまい、薄毛の進行は免れなくなるでしょう。
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