この時期の抜け毛は要注意

「３つの成長段階」にあたる毛髪は毛髪全体の９０％近くを占め、この期間にあたる４〜６年は毛母細胞が特に活発に働きます。その中でもこの「第３成長期」はその傾向が顕著で毛髪には力が溢れ、普通なら育毛や薄毛予防の心配はいらないといっていいと思います。
 

ですから、この時期に抜け毛になる毛髪というのは通常では考えづらく、もし、抜け毛になるような毛髪があるとしたら、残念ながら、薄毛（男性型脱毛症）の発症の可能性が高くなります。抜け毛になるという事は毛母細胞の活動が十分でなく、毛髪が正常に成長できていないのです。こうなってしまっては、何らかの育毛・発毛対策を考えなければならない事は明白です。

整髪料は育毛環境を損なう

抜け毛が増えて、薄毛（男性型脱毛症）の可能性が高くなった時の注意点として、ヘアスタイルの問題があります。抜け毛の増加で毛髪のボリュームがなくなると、それをカバーしようと整髪料の使用量は増加する傾向にあるようです。
 

整髪料の刺激は頭皮環境を乱す可能性もあり、良い育毛や発毛を妨げてしまいます。薄毛の進行によって、ヘアスタイルが思い通りにならなくなるのは辛い事ですが、その為に、さらに抜け毛を増やすような事にならないよう注意が必要です。